犬好きの人が読んだら心打たれる短編小説です。

江國香織さんの書いた短編小説集の「つめたいよるに」は、素敵なおはなしが二十以上詰め込まれています。 どの小説も好きなのですが、特にお気に入りの作品は「デューク」です。二十一歳の女の人がかわいがっていた犬のデュークが亡くなってしまい、悲しみで涙が止まらないシーンから始まります。 私もずっと前ですが、心底かわいがっていた犬が死んでしまったときは、家族が死んだような気持ちでいっぱいになりました。ふとした瞬時にその犬との楽しかったことを思い出しては、泣いていました。ですから、この物語の主人公に強く感情移入して読み... Read More