BLEACH

2017年1月16日

漫画家・久保帯人氏によって、週刊少年ジャンプにて連載された剣戟バトルアクション漫画です。主人公の青年・黒崎一護が死神の少女・朽木ルキアから、悪霊・虚(ホロウ)を滅する「死神」の能力を授かる事から全ての物語は始まります。最初の頃は死神のイメージである黒を基調とした着物姿に日本刀である和の表現に対して、オレンジの髪にアニメではコミカルな曲調のBGMといったアメコミ風な表現が多々見受けられ、平凡な日常の中で出現する虚を退治していくドタバタヒーロー漫画かなと初めは思いました。しかし、死神達の本拠地・尺魂界(ソウル・ソサエティ)潜入編より、事態は大きく一変していきます。なかでも作中で最も長かったであろう、破面(アランカル)編が一番の見どころです。尺魂界編でも多くの個性豊かなキャラクターが登場してきましたが、更に新しいキャラクターが続々登場します。また、破面編では破面の名前や技名などに、スペイン語に酷似した表現が使われているそうです。英語ではなくスペイン語というところにもまたセンスが垣間見れます。そして激しく繰り広げられた戦いの末に待っていたのは―死神代行「消失」編。戦いの勝利と引き換えに、死神のチカラを全て失った一護は、平穏な日々を取り戻すも、胸にぽっかりと穴が空いた喪失感を感じていました。そこに「死神のチカラを取り戻してやる」と告げる謎の男が近づくことにより、一護は再び尺魂界も巻き込む騒動に巻き込まれていきます。アニメではオリジナルエピソードも加えながら消失編までのエピソードを約8年間放送していました。8年間のアニメというのも驚きですが、原作の連載はこれにとどまりません。死神のもうひとつの因縁の相手・滅却師(クインシー)との決戦を描いた最終章・千年血戦編では尺魂界壊滅まで激化する滅却師軍団との戦いの中で、これまで物語に少しずつ張り巡らされていた伏線を全て解き明かし、更にはこれまで明らかになっていなかったキャラクターの奥義・卍解等、次々と白熱する展開が繰り広げられていきます。そんな奥深いストーリーのBLEACHも今年2016年に連載が完結されました。2001年の連載開始から15周年の間に、アニメ・映画・小説・舞台とメディア展開が凄まじい作品で、更には実写劇場版が公開されるという噂も耳に入っています。これほどまでに素晴らしい作品はなかなかないのではと、とても印象深く心に残る作品です。

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